橋ワタシ学session 甲信エリアの巻vol.3

橋ワタシ学session 甲信エリアの巻vol.3

ウードとヴァージナルとパーカッション 

12月19日(日)14:00開場 14:30開演

入場料:¥3000

場所 :スタジオR

ご予約・お問合せ 090-4957-7713  橋本学 (主催)

ウード:常味裕司

イタリアン・ヴァージナル:杉本周介

パーカッション :橋本学

ジャズを中心に大活躍の富士見町在住のドラマー&パーカッショニスト橋本学さんのシリーズ「橋ワタシ学session」。記念すべき甲信エリアの巻第一回に大御所ベーシスト水谷浩章さんとのトリオで出演させていただきましたが、今回は中東の弦楽器ウードの第一人者である常味裕司さんと橋本学さんのパーカッション と私のヴァージナル(小型チェンバロ)で「未知(謎?)の音楽」に挑戦です。

歴史的にみてもほぼ接点がないこれらの楽器。リハーサルを何度も重ねてきてようやく方向性が見えてきました。要はれぞれに合わそうとせずにそれぞれの楽器を良さを出し合うという当たり前のことなのだと思いました。異なる世界観を受け取り、それに自分の言葉で応えていくということの重要性を強烈に感じる編成です。音楽はコミュニケーションなのだなとつくづく思います。橋本さんからこのライブのお話をいただいた時に「本気で言ってんの?」というくらいハードルが高かったのですが、やっているうちに今まで聴いたことがないサウンドになってきているのは確かです。

新しいか古いかは別として、前例がないというハードルを超えていくこと自体に音楽作りのプロセスがあるという有意義な体験をしています。今回のメンバーのために新しく曲も書いてみました。異文化の三人が出会って創ってみたものをぜひ聴きに(観に?)いらしてください。どこかでやっていることの真似事は一切ありません。

感染症拡大の影響で県外での活動が全て途絶えてしまった反面、こうして地域内の異なるジャンルのミュージシャンたちとの演奏の機会が一気に増えました。こうした新しい出会いは極めて刺激的で、この地域だからこそできる何かを私たちに予感させるのです。