秋晴れの硫黄岳

今日は朝から昼過ぎまで硫黄岳(2760m)に行ってきました。朝8時に桜平登山口を出発し、オーレン小屋から夏沢峠を経由して硫黄岳。帰路は赤岩の頭からオーレン小屋に抜けて山頂での50分の休憩含め往復4時間45分で帰ってきました。桜平のルートはアプローチが短いので有り難いです。帰宅して夕方からレッスンの仕事をしました。道中の森の香りの濃いこと。苔の色の深みもハンパないです。すっかり元気になって降りてきました。山頂からは北ア、御嶽、中ア、南アの全ての眺望が得られました。

最近は村内に住む音楽関係者とのプロジェクトも始まっており、八ヶ岳らしい音楽を深めようと、こういう時間を作るようにしています。

静寂の山 西岳

入っていた予定が無くなって久しぶりにぽっかり空いた日。南八ヶ岳でも最も静かな西岳をノンビリ散歩。といっても標高差1,100メートル。鈍っている体には良い刺激。シラビソの森の甘苦い香りが漂う時間は自分にとってとても大切。たまにはこういう時間を意識して持つことの大切さを実感。

古いピアノ

自宅音楽室に古くて珍しいピアノが入りました。友人から譲り受けたこのグランドの個体は公式には4台の国内現存が確認されていますが、この楽器は個人所蔵だったためそのリストには載っていません。ピアノを製造した1908年創業のベルリンの会社は、フルトヴェングラー時代のベルリンフィルの公式ピアノとして納品される程の質を誇ったにも関わらず、ナチによるユダヤ人迫害のために創業から僅か32年で消滅してしまいます。

このピアノは日本に届いてからも東京大空襲をギリギリ生き延びてきた運の強い個体です。その時のものなのかは分かりませんが、いくつかの焦げ跡、傷を丁寧に埋木した跡が見られます。本当によく頑張ってきたね、と声をかけたくなる、それでいて力のある音色です。

鍵盤ブッシングクロスは交換要、整調も大幅に行いたい状態ですが、ピン板は問題なし、ドイツらしい豊かな音のプロフィールからはちゃんと手入れされた痕跡がある響板は全然現役でいけそうです。明日から来るピアノの生徒さんはビックリするだろうな。廊下の音楽室の表示は廃校になった小学校のものを友人の古物商から入手した私のささやかなこだわりです。

歌唱勉強会

今日はMusica Rosetta企画「ピリオド楽器と歌う歌唱勉強会vol.1」を行いました。古楽を一緒に勉強している生徒さんたちと公開レッスン、そして発表会。ハイドン、ベートーベン、モーツァルトなど意欲的な選曲で、皆さんとても素晴らしい演奏でした。アクリルボードの前で歌わなければならなかったり、窓を開け放したり、マスク着用で楽譜にメモを取りながらの勉強会でしたが、少しずつこれからこの企画が成長して行けるといいなと思っています。今回はウィーン古典派でしたが、次回は通奏低音と歌う、中後期バロックができるといいかな。年末頃開催予定です。#原村#古楽#ムジカロゼッタ

レジ導入に格闘

赤い小屋を店舗に改造し始めてから2週間。ほぼレジ導入のために時間を費やしました。 お店やさん初心者の私にとってはすべてが初めてのことばかりで、とにかく時間がかかってしまいます。

今日はクレジットカードリーダーとPOSレジを接続をしました。

これでなんとかレジ周りは形になったかな。

わくわくする5月

自分の生まれた月って、なんだかワクワクしませんか?新しい何かが起こりそうな…。私は毎年そんなことを考えながら5月を過ごしています。

だから5月は毎年たくさんいいことが起こります!去年の5月はスタジオRのオーナーとしてスタートできて、品川聖さんと一緒にヴィオラ・ダ・ガンバと歌だけの公演をしました。今度は水野勉先生の作品を軸にまた聖さんと一緒にやりたいなぁと思ってます(いつになったら演奏活動を再開できるんだろう〜)。

さて今年は新しくショップを始めることにしました。なんでもそうだと思うけれど、新しく物事を始めるのにはものすごくエネルギーが必要です。そしてなんでもそうだけど、やりたいことをやっている時は時間があっという間に過ぎるし楽しい!(疲れるけど。)

ということで、これから日々ちょっと考えたこと感じたこと思ったことをブログに書きとめていきたいと思います。

移ろいゆく色彩

今週の動画です。タンポポを使った草木染めの様子を少しお伝えしています。曲は新作で、studioRのピアノで弾いています。

CD 『パイプオルガンで紡ぐ 定旋律の煌めき』

軽井沢にある御聖体の宣教クララ修道会中軽井沢修道院のオルガンで収録したCDが完成しました。

 このパイプオルガンは山梨県北杜市小淵沢町にある草苅オルガン工房の草苅徹夫氏製作による二段鍵盤+足鍵盤、9ストップという構成の小ぶりなオルガンです。

 昨年製作者とともにこのオルガンの軽微な調整と点検のために軽井沢を訪れました。音を鳴らしてみるとただ美しいだけではない只ならぬ滋味の溢れる(?)音色が礼拝堂に響き渡りました。規模は小さいけれどストップ(音色)の構成が工夫されていて様々な組み合わせの可能性がある素敵な楽器で、すっかり虜になってしまいました。

 修道院という外部との接触が少ない静かな場所にあり、公演を目的としていない礼拝堂なので、このオルガンは製作されてから十年以上経ちますが、いわゆる隠れ名器です。選曲もマーケットに迎合しない、北ドイツ様式で作られているこの楽器の良さが出るもの、私なりのこだわり、などを検討した結果、16世紀から17世紀初頭にアムステルダムで活躍したオルガニスト、スウェーリンク の作品ばかりを収録することにしました。スウェーリンク はドイツオルガン楽派の開祖とも言える人物で、その影響は18世紀のバッハにまで及んでいます。今回の録音では原謡子にテーマとなるそれぞれの歌を冒頭で歌ってもらいました。あるメロディーがオルガンの変奏の中でどういう風に扱われていくのかがよくわかると思います。

 録音では修道院のシスターの皆さんに静かに見守っていただき、集中した三日間の収録を行うことができました。草苅親方も2日目に顔を出してくれて不具合のあったパイプの修理をしてくださいました。本当に良い経験をさせて頂きました。

 録音は編集はしてありますが、音自体はコンデンサーマイクから集音された音に全く手を加えずに収録してありますので、修道院の針葉樹の板が張られた礼拝堂の響きを聞き取ることができます。

 もしご興味をお持ちになられましたら、お送りすることができますのでお気軽にご連絡ください。

CD『パイプオルガンで紡ぐ定旋律の煌めき』

 スウェーリンク  オルガン作品集

収録曲:「ファンタジア」、「我が青春はすでに終わりぬ」「我ライン川に漕ぎ出でて」「主よ平安を与え給え」その他 全7曲 (58分)

オルガン 杉本周介  ソプラノ 原謡子

税込¥2200 (本体¥2000) 送料はこちらで負担します。