ケルティックBand Live 2020@デリ&カフェK

 ケルティックBand Live @デリ&カフェK

12月27日  17:30開場 19:00開演

¥2800+ワンオーダー満席となりました

12月28日  14:30開場 15:30開演

入場料 ¥2500(中学生以下¥1500)+ワンオーダー

両日とも定員が50名様です。

場所  デリ&カフェK(八ヶ岳自然文化園内)

ご予約 お問い合わせは下記フォームより承っております。

原謡子(歌)

小嶋佑樹(ティンホイッスル、アコーディオン、バグパイプ)

丹沢広樹 (バイオリン、ヴィオラ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ)

橋本学  (バウロン、パーカッション)

原謡子が仲間を集めてケルト音楽のライヴを年末に行うことになりました。彼女は昨年11月に「ケルティック・クリスマス」というライヴをヴァイオリンの丹沢広樹さんと行いましたが、今年はさらにゴージャスなメンバーが結集します。ケルト音楽といえばバグパイプやホイッスルが思い浮かびますが、それらの楽器の名手小嶋祐樹さんと親しくなり、いよいよ本格的なケルティック・サウンドが実現します。小嶋さんはもともとスコットランドのハイランド・バグパイプを吹いていたそうですが、さらにスパニッシュ・バグパイプをスペインで学び、同地のコンペティションで優勝するなど、第一人者として国内各地で多忙な演奏活動をされています。ホイッスルやボタンアコーディオンも演奏し、ひとり四役くらいは軽く演じることができる稀有な方です。また富士見町在住の打楽器奏者の橋本学さんもケルト音楽で最も重要な打楽器「バウロン」を取り憑かれたようにマスターし、ケルト感が倍増してきました。これに丹沢広樹さん名物のノリの良いフィドル(ヴァイオリン)が動き回るという構図は、聴く前からワクワクしてきます。演奏されるナンバーはアイルランドのダンスチューンやスコットランドの民謡調の楽曲などの予定です。 

会場となるデリ&カフェKはすでに原村中央高原のランドマークとなりつつある場所です。原村をこよなく愛する素敵なスタッフさん達が、今回の企画にも全面的に協力してくださっています。なんとも心強いことです。イベントをたくさん手掛けているので感染症対策もしっかりサポートしてくださいます。そして、なんと27日は月イチのビール半額デーとなっています!イベントフード、ワンコインフードのオーダーも可能です。ぜひ少し早めにご来場いただいて(17:30開場)、軽く食事をしながらビールを片手にケルト音楽を楽しんでいただければと思います。気分はもうオトナの「アイリッシュパブ」です。

翌日の28日は遅めの昼公演です。この日はデリ&カフェKの2020年営業最終日にもなっているので、一年の締めくくりとして大きく盛り上がっていきたいと思います。店長さん曰く、「年末年始休業に入るので、ビールの樽を空にして終わりたい!」そうですので、皆様のご協力をお待ちしております。楽しいダンス音楽をお子様ご家族様にも楽しんでいただけるように中学生以下の料金設定もあります。普段は本格的なライヴに連れて行くことを躊躇されている方も気兼ねなくご参加ください。コンセプトは「みんなで楽しもう!」です。こちらもワンコインフードが二種類と各種ドリンク・アルコールが提供可能です。

 

 

楽器の調整ータング・スプリング

チェンバロ族のタングスプリングには金属や樹脂など、現代では色々な素材が使われているけれど、猪の毛という自然の素材の確かさを改めて実感。このスプリングは連打精度に大きく影響するけれど、長いタングに長いバネを使うと、振動周期が長くなって特に低音域でうまくいかない原因になっているのでは?と仮説が思いついた。アルピコルドの問題のあるスプリングを数本に思い切って短かく切った猪の毛を試したところ、ビンゴ。昨日の録音で上手く出なくて苦労していた音がとても楽に出せるようになった。もっと早く気がついていれば!つい嬉しくて自己満足の投稿でした。すいません。

橋ワタシ学session 甲信エリアの巻vol.3

橋ワタシ学session 甲信エリアの巻vol.3

ウードとヴァージナルとパーカッション 

12月19日(日)14:00開場 14:30開演

入場料:¥3000

場所 :スタジオR

ご予約・お問合せ 090-4957-7713  橋本学 (主催)

ウード:常味裕司

イタリアン・ヴァージナル:杉本周介

パーカッション :橋本学

ジャズを中心に大活躍の富士見町在住のドラマー&パーカッショニスト橋本学さんのシリーズ「橋ワタシ学session」。記念すべき甲信エリアの巻第一回に大御所ベーシスト水谷浩章さんとのトリオで出演させていただきましたが、今回は中東の弦楽器ウードの第一人者である常味裕司さんと橋本学さんのパーカッション と私のヴァージナル(小型チェンバロ)で「未知(謎?)の音楽」に挑戦です。

歴史的にみてもほぼ接点がないこれらの楽器。リハーサルを何度も重ねてきてようやく方向性が見えてきました。要はれぞれに合わそうとせずにそれぞれの楽器を良さを出し合うという当たり前のことなのだと思いました。異なる世界観を受け取り、それに自分の言葉で応えていくということの重要性を強烈に感じる編成です。音楽はコミュニケーションなのだなとつくづく思います。橋本さんからこのライブのお話をいただいた時に「本気で言ってんの?」というくらいハードルが高かったのですが、やっているうちに今まで聴いたことがないサウンドになってきているのは確かです。

新しいか古いかは別として、前例がないというハードルを超えていくこと自体に音楽作りのプロセスがあるという有意義な体験をしています。今回のメンバーのために新しく曲も書いてみました。異文化の三人が出会って創ってみたものをぜひ聴きに(観に?)いらしてください。どこかでやっていることの真似事は一切ありません。

感染症拡大の影響で県外での活動が全て途絶えてしまった反面、こうして地域内の異なるジャンルのミュージシャンたちとの演奏の機会が一気に増えました。こうした新しい出会いは極めて刺激的で、この地域だからこそできる何かを私たちに予感させるのです。