【新店舗情報】

1年前のゴールデンウィークのオープン時はスタジオはとても賑やかでしたが、今年は静かに鳥の声を聴いています🌿
今月、スタジオRとBARNと並んでひっそりと新店舗Rosettaがオープンします。オープニングイベントもオープンチラシもありません。
Rosettaは音楽、自然な暮らし、学びのある生活を豊かにするショップです。みなさんが気軽に遊びに来てくださるようなお店になるといいなと思っています。

プレオープン 5月15日金曜〜17日日曜の三日間10時-15時

小さな小屋ですので、入店できるのは1、2名様までとなります。
世の中が落ち着くまで、暫くは皆さんとお会いできないかもしれませんが、毎週木曜日〜日曜日にはのんびりと店主 原謡子がお待ちしております。


CD 『パイプオルガンで紡ぐ 定旋律の煌めき』

軽井沢にある御聖体の宣教クララ修道会中軽井沢修道院のオルガンで収録したCDが完成しました。

 このパイプオルガンは山梨県北杜市小淵沢町にある草苅オルガン工房の草苅徹夫氏製作による二段鍵盤+足鍵盤、9ストップという構成の小ぶりなオルガンです。

 昨年製作者とともにこのオルガンの軽微な調整と点検のために軽井沢を訪れました。音を鳴らしてみるとただ美しいだけではない只ならぬ滋味の溢れる(?)音色が礼拝堂に響き渡りました。規模は小さいけれどストップ(音色)の構成が工夫されていて様々な組み合わせの可能性がある素敵な楽器で、すっかり虜になってしまいました。

 修道院という外部との接触が少ない静かな場所にあり、公演を目的としていない礼拝堂なので、このオルガンは製作されてから十年以上経ちますが、いわゆる隠れ名器です。選曲もマーケットに迎合しない、北ドイツ様式で作られているこの楽器の良さが出るもの、私なりのこだわり、などを検討した結果、16世紀から17世紀初頭にアムステルダムで活躍したオルガニスト、スウェーリンク の作品ばかりを収録することにしました。スウェーリンク はドイツオルガン楽派の開祖とも言える人物で、その影響は18世紀のバッハにまで及んでいます。今回の録音では原謡子にテーマとなるそれぞれの歌を冒頭で歌ってもらいました。あるメロディーがオルガンの変奏の中でどういう風に扱われていくのかがよくわかると思います。

 録音では修道院のシスターの皆さんに静かに見守っていただき、集中した三日間の収録を行うことができました。草苅親方も2日目に顔を出してくれて不具合のあったパイプの修理をしてくださいました。本当に良い経験をさせて頂きました。

 録音は編集はしてありますが、音自体はコンデンサーマイクから集音された音に全く手を加えずに収録してありますので、修道院の針葉樹の板が張られた礼拝堂の響きを聞き取ることができます。

 もしご興味をお持ちになられましたら、お送りすることができますのでお気軽にご連絡ください。

CD『パイプオルガンで紡ぐ定旋律の煌めき』

 スウェーリンク  オルガン作品集

収録曲:「ファンタジア」、「我が青春はすでに終わりぬ」「我ライン川に漕ぎ出でて」「主よ平安を与え給え」その他 全7曲 (58分)

オルガン 杉本周介  ソプラノ 原謡子

税込¥2200 (本体¥2000) 送料はこちらで負担します。

オンラインレッスン

音楽教室の全レッスンがオンラインで受講できます。

Wi-Fiの環境とノートパソコン、タブレット、スマートフォンにSkypeが入れられれば、ご自宅でムジカロゼッタのピアノや歌のレッスンが簡単に開始できます。

すでにピアノのレッスンを多くの方に受講いただいていますが、充実した内容のレッスンをご自宅で受けられると大変喜ばれています。チェンバロ、クラヴィコードや歌唱のレッスンも行いますので、お気軽にお問合せください。

新サイトを立ち上げました

この度ムジカロゼッタ の新しいサイトを立ち上げました。まだまだ不十分なところもございますが、新しい情報をこちらから発信してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

秋のロゼッタコンサート

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英国のバロック音楽

ブロードウエイ・ミュージカルやハリウッッド映画では劇中で歌われた歌が人々の心を捉え、大ヒットしスタンダードナンバーになることがあります。「虹の彼方に」は「オズの魔法使い」、「ムーンリバー」は「ティファニーで朝食を」などなど、劇や映画を知らなくても音楽は知っていることもあります。そんなスタンダードナンバーは現代アメリカの専売特許ではありません。

17世紀のイギリスでは「清教徒革命」によって劇場が閉鎖に追い込まれました。そして1660年に王政復古によって劇場が解禁になり、演劇が大好きなロンドンの人々は再び劇場へ殺到します。文豪ジョン・ドライデンなどが名作を世に送り出し、劇中では歌が歌われ、器楽が奏でます。その中に人々の心を捉える歌が少なからずありました。そのようなヒットチューンメーカーの一人がヘンリー・パーセル(1659-1695)です。イギリスは海外からの音楽家を好んでいた時代があり、イギリス人作曲家で名を挙げた人は多くありません。そういう意味でパーセルはビートルズの次にイギリスで有名な作曲家と言えるかもしれません。

パーセルの歌曲の卓抜した部分というのは、英語という言語で書かれた歌詞の抑揚や意味と音楽のイントネーションがこの上なく自然に、溶け込んでいる点です。英語という私たちにとっても馴染みのある言葉もありますが、言葉を語るようにメロディが割り当てられているので、よく歌詞が聞き取りやすのです。しかもその単語の意味を音型が説明しているので、詩がより深く心に響いてきます。この妙技は紙面で説明できるものではありません。コンサートの中で実例を演奏しながら噛み砕いて説明したいと思っています。

パーセルが活躍した17世紀後半のロンドンでは、ヴィオラ・ダ・ガンバがまだまだ好んで使われていました。今回は5月にstudioRで演奏していただいて大変好評をいただいたガンバ奏者の品川聖さんに通奏低音を担当していただくというとても贅沢な編成です。17世紀のイギリスではハープシコード(チェンバロ)ももちろんありましたが、それより小型のベンドサイド・スピネットという楽器が裕福な人々の間に流行しました。小型なので場所と取らないという利点もありますが、なんといってもその渋い中低音域が特徴的で、パーセルの歌曲の通奏低音にはベストマッチです。山梨、静岡公演では静岡県の友人から、石川公演では金澤古楽堂の輪島氏製作の素晴らしいベンドサイド・スピネットをお借りして、当時の音に迫りたいと考えています。そして原謡子の歌声。これで気分はもうコベントガーデン近くの館の一室です。

山梨公演は北杜市小淵沢(富士見町の隣)のフィリア美術館が会場です。大展示室は響きの良い素敵な空間で、素晴らしいパイプオルガンもあります。プログラムの1曲はこのオルガンでも伴奏してみたいと思っています。周囲にはリゾナーレというリゾートホテルもあり、おしゃれなブックカフェや素敵なショップが立ち並ぶ通りがあり、コンサート前後も楽しめます。ちょっと車を走らせると八ヶ岳リゾートアウトレットもあります。秋の午後、コンサートとともに素敵な休日を楽しんでいただければ幸いです。

このプログラムは石川県白山市から静岡市と、日本海と太平洋を結ぶ中部日本縦断ツアーになっているので、色々な方々や風景に出会えるのを今から楽しみにしています。

ソプラノ 原謡子  ヴィオラ・ダ・ガンバ 品川聖  ベンドサイドスピネット 杉本周介

前売一般 ¥3000  前売ペア¥5500  当日¥3500  高校生以下¥1000 

(チケットはフィリア美術館でも取り扱っていただいております)

9月29日(日) 13:30開場 14:00開演

フィリア美術館(北杜市小淵沢町)

中部日本縦断ツアー (入場料等の詳細は会場により異なります)

9月28日(土)    坂井銘醸 昭和蔵 (長野県千曲市戸倉)

10月5日(土)    Kaminocafe(石川県白山市)

10月6日(日)    吉野工芸の里 アート&クラフト交流館

                              (石川県白山市)

10月20日(日)ギャラリー&カフェ ピリパラ(静岡市)

6月のロゼッタ古楽コンサート

ムジカロゼッタ古楽コンサートシリーズ Vol.13
輝く地中海の風 イタリアの喜びの音楽

6月には楽しく軽快な古楽コンサートを計画しています。今までお届けしてきたコンサートでは静かな落ち着いた宮廷音楽が多かったのですが、今回はノリノリの音楽がメインです。これを言い出したのはリュートの金子浩さんでした。ヴァイオリンの丹沢広樹さんは本当は野生的な演奏が得意で、金子浩曰く「丹ちゃんを野放しにして、こっちはバロックギターでじゃんじゃんやったら楽しいのだろうなあ」だそうです。どうせそこまでやるなら、パーカッションを入れてとことんやったほうが演奏者はもちろん、お客様も聴いて楽しんでもらえるのではと考え、ジャズでご一緒した橋本学さんを誘ってみました。彼は「古楽で打楽器を叩くのは初体験!」と、とても楽しみにしてくれています。
今回中心となるリズムのスタイルはチャコーナです。チャコーナ(ciaccona)とは、南米ペルーの舞曲が17世紀初頭にヨーロッパで大流行したもので、本来の舞曲が性的な表現を含んでいたことから、スペインでは一時は演奏を禁止されたました。その後イタリアでも流行しモンテヴェルディをはじめ多数の作曲家がその形式を借用した楽曲を残しています。
ギターとチェンバロが掻き鳴らす和音の上に自由奔放に動きまわるヴァイオリンの名人芸、そして民族的情緒いっぱいのパーカッションが華を添え、クラシックの枠を通り越した熱く愉快な世界が広がります。メンバーは丹沢広樹(ヴァイオリン)、第二ヴァイオリンに若手の長谷川悠、金子浩(リュート&バロックギター)、原謡子(ソプラノ)に加えて、人気ジャズドラマーでもある橋本学のパーカッション。私は17世紀イタリア様式のチェンバロで参加予定です。伊那公演は昨年に引き続き、地域に古楽の面白さと楽しさを紹介するシリーズの第二弾です。伊那市での公演は地元の声楽家お二人との共演プログラムです。数年前に古楽に初めて挑戦した彼女たちも、今では古楽らしい歌を披露してくれます。

伊那公演
6月15日(土) 18:30開場 19:00開演
ニシザワ いなっせホール (伊那市)
前売一般¥3000  当日¥3500  高校生以下¥1000

原村公演
6月16日(日) 15:00開場 15:30開演
八ヶ岳中央高原キリスト教会礼拝堂 (諏訪郡原村)

前売一般¥3000  前売ペア¥5500 当日¥3500  高校生以下¥1000

出演  ソプラノ         原謡子  浦野純子(伊那公演)
メゾソプラノ        熊崎志津子(伊那公演)
バロックヴァイオリン   丹沢広樹 長谷川悠
リュート&バロックギター  金子浩
チェンバロ        杉本周介
パーカッション      橋本学

お問い合わせは下記のフォームからでも受付いたします。2日経っても返信がない場合は、お手数ですが再度送信してください。

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リート公演

伊那市の自然豊かな庭園に囲まれた場所で、声楽家の熊崎志津子さんと原謡子のジョイント公演でピアノフォルテで伴奏してきました。

CPEバッハやモーツァルト、ハイドンの歌曲を詩人の話などを交えながらお聴きいただきました。伊那市にお住まいの熊崎先生のお知り合いの方々が多く、先生のお人柄を感じます。楽器の運搬、調律から司会進行役をしながらの演奏はなかなかハードでしたが、眩しいほどの天気に恵まれて、私にとっては楽しい公演でした。

帰り道は有名な高遠城址公園の夜桜見物。一度は来てみたかったので、良い機会でした。樹々の合間から枝先を見上げると、紺色の夜空に花が咲き乱れる幻想的な光景が広がっていました。

リート公演は21日に茨城県つくば市でも開かれる予定です。どんな出会いが待っているのか、楽しみです。

ハイドンの英語詩によるカンツォネッタ

清里フォトアートミュージアムでハイドンの歌曲のコンサートをDSC_6047
させていただくことになりました。ハイドンは1791年〜92年、
1794年から95年に、音楽興行主のザロモンに誘われて
二度ロンドンでの滞在をします。特に二度目の滞在では英語詩による
カンツォネッタ集を二巻出版します。その成立にはアン・ハンターという
一人の女流詩人の存在が大きな役割を果たしていました。

自然な感情を歌ったアン・ハンターの美しい詩にハイドンは寄り添うような
深みのある音楽をつけています。今回はこのアン・ハンター作詩、
ハイドン作曲の作品に絞ったカンツォネッタに八ヶ岳在住の
春山直英氏製作によるシュタインモデルのフォルテピアノで
伴奏をつけたいと思います。

清里フォトアートミュージアムは写真の美術館で、
写真の世界の楽しさ、奥深さを教えてくれる素敵な
作品が展示されています。現在は台湾写真交流展「島の記憶」
1970〜90年代の台湾写真の企画展の期間中ですので、
こちらもぜひお見逃しなく。

なお、このコンサートの収益はK:MoPAが支援する「ラオ・フレンズ小児病院(ラオス)」、
東日本大震災の被災者支援団体「むすびば(山梨)」に寄付られます。

K*MoPA チャリティライブ2018 Vol.19
Afternoon Classic
9月16日(日)14:00

清里フォトアートミュージアム エントランスホール

ソプラノ    原謡子
フォルテピアノ 杉本周介

参加費:一般¥2000 2名以上はお一人¥1000 小中学生無料 友の会会員無料
要予約・定員70名(全席自由)

お問い合わせ 清里フォトアートミュージアム
0551-48-5599 info@kmopa.com