2月だというのに雨が狂ったようにデッキに叩きつける。雪は負けじと地面に這いつくばっているが、この時季の両者の勝負の行方は初めから分かっている。
春の気配は子ども達の成長を見る親のように嬉しくも感じられるものであるが、立ち位置が変われば時は無情に過ぎてゆくものでもあることを思い出す。
そんな雪と雨の静かながら熾烈な戦いを窓から見ながら、今日は朝から妖精の版画家さんに2月中にお渡しする約束の音源の編集。7、8曲ある・・。なかなか見えない森の妖精さん達のために慣れない楽器でも録ったので、あちこち傷があり難航。自己責任。これをやっている時は、やはり時間の経過は無情である。