古楽についての講座

いつもお世話になっている茅野市民館の主催事業で、
私の扱っている分野の音楽に関して一般市民の方々を対象にレクチャーと演奏を頼まれました。
地元でこのような啓蒙の機会を与えていただけたことは本当にありがたいことです。
少しでも地域の皆さんにバロック音楽に興味を深めていただけるように、
色々と考えています。

楽譜が読めなくても楽譜を図形のように眺めて
そこから読める線的な特徴を演奏に反映させる
実験などを受講生の皆さんと一緒にやってみようと思います。
あとはバロックの特徴の一つ、「言語としての」音楽について
「言語」を意識すると演奏がどう変わるかを実例を演奏してみるなど、
皆さんと実験したり体験していただく内容です。

私一人では心許ないので、今回は市民館の音響担当の久保げしょさんが
なんと対談相手になってくださいます。
久保さんは音楽についての知識が深く、きっと楽しい対談ができると思います。
私個人の音楽にまつわる経験なども質問されるそうです(これは冷や汗ものですね!)

原謡子も二曲ほど歌ってくれることになっています。

『舞台で音楽家は何を考えるか』
10月12日19:30〜
茅野市民館 マルチホール
入場無料

舞台で音楽家は何を考えるか