春の気配

午後から用事で教会へ。

まるやち湖は氷に覆われているものの、池の縁は透明な水が空を鏡のように映し出す。

落葉松が柔らかい影を森の小径に描く。昨秋の記憶が刻まれた落葉の間からは今にも緑の草が顔を出しそう。

小川のせせらぎは輝き、礼拝堂の祭壇にも昼下がりの陽光が滲む。

高原にも確かに春が来ている事に気がついた。

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