アルピコルドは弾きにくいけど、一番お気に入りの楽器。この世界はチェンバロでは表現出来ない。
ムジカ・ロゼッタ|信州八ヶ岳山麓の音楽企画・音楽教室
アルピコルドは弾きにくいけど、一番お気に入りの楽器。この世界はチェンバロでは表現出来ない。
冬が近づいてきました。昔からこの辺りでは山に七度雪が降ると、里にも雪がやってくると言われています。
自動車のタイヤを冬用タイヤに交換したり、寒さに弱い花などを家に入れたりする目安になります。
冬は寒いけれど、一番この地方らしさが表れる季節でもあり、私は一番好きです。
小林節子さんが15年間主宰なさってきたリングリンクホールを来月手放す事になり、記念にコンサートを企画しました。リングリンクで過ごした楽しかった時代を惜しむ気持ちもあり、コンサートは秋らしい憂いと優しさをある選曲と雰囲気に。
二丁のバロックヴァイオリン(上田美佐子、平波智映)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(小澤絵里子)、歌(原謡子)、チェンバロ(杉本周介)という編成。
ホールには懐かしい顔ぶれも多数来場、親密なコンサートになりました。
二次会は近隣の仲間達がそれぞれ楽器や食べ物を持って集まり、往年の賑やかさを取り戻したような夜がふけていったのでした。
朝、葉を落とした落葉松の林を霧が優しく包み込んでいました。
今日からコンサート『晩秋の憂いと優しさ』のリハーサルです。
ポジティブオルガンの手入れをしました。パイプを取り出して、長年のホコリを掃除して、空気漏れなどの不具合を営繕。
調律をして鳴らしてみると、持ち味の野太い響きにエッジが加わった気がしました。楽器は手入れして、沢山使うことが一番良いようです。